キッチンこぼれ話の最近のブログ記事

おぎゃあ と産まれてからずっと、私たちは色に包まれた生活をしています。よって、色の及ぼす心理的効果は、おそらく すごくある。

商業空間もしかり。

提供する商品やサービスによって、効果的な色は違うし、使い方次第で顧客満足度をグーっと上げることもできる。

飲食店の空間もしかり。空間を構成する色の使い方次第で、おいしい空間にも残念な空間にもできる。

ということで、色の心理的効果について です。

 

まずは、赤色の効果

赤色は交換神経に働きかけ、血圧や脈拍を増加させます。興奮作用があり、食欲を刺激する色とされています。飲食店にはもってこいの色です。
じゃあ、なぜそんな事がおこるのか? 
おもしろい説があるんです。それは、遺伝子が記憶しているから というもの。遠い昔、人間は狩りをして食べるための肉を得ていました。新鮮な肉の証である血の赤色。あるいは、山に実る果実も必要な糧でした。その果実が食べられるかどうかの判断基準のひとつが色。「実が赤くなった!食べられるぞぉ、やったぁ!」みたいな。つまり、赤色は生きる為に欠かせない「食べる」という事と密接に繋がっていて、その記憶がずーっと残っているからなんだ、という説です。
そういわれると、モリモリ食べるイメージの中華料理やイタリアンなどに赤色が使われてるのはもっともだなぁという気になってきません?
次に、青色の効果

青色は副交感神経に働きかけ、冷静な気持ちへと導く色です。「このお料理を食べるべきか、食べざるべきか、一度落ち着いてよぉく考えてから決めよう」的な冷静さでしょうかね。「食べるぞー!!」みたいな強いエネルギーとは逆の位置にある色です。まぁ、自然界に青色の食べ物も無いような気もするし、食欲を減退させる色だといわれているのも納得です。飲食店で青色を使う場合は、かなり慎重な色選びと空間の色彩計画での綿密な作戦が必要です。
で、その綿密な作戦を企てる時に参考にしてもらいたい青色の効果のひとつが、覚醒作用。「目を覚ましなさいよ〜」という信号を脳に送る細胞が青色の波長にのみ反応する というモノ。夜遅い時間帯に営業している飲食店の場合「もう帰ろうか」を「もうちょっと居ようか」にできるかも。
ついでに、黄色の効果

黄色は、意欲的な気分と結びつき易い色です。希望とか期待とかといった気持ちを増幅させたりします。
穏やかで暖かい光を感じさせるような黄色は、小麦や稲がたわわに実る豊かさとか、暖かいお料理とかを連想させるし、お料理への期待感を盛り上げる効果もある。
なんですが、他の色に比べて視認しやすい色である事から注意を喚起する場面でよく使われる色でもあります。
空間のどの場所に、どのくらいの面積で、どんなトーンの黄色を使うか。それよって居心地の良い空間になるかどうかが決まる色です。

以上、弊社スタッフ色彩心理カウンセラー石井のブログ | ゆるりゆるりと日々色々 | より抜粋。

 

いかがですか、色の効果。お料理、サービス、人、プラスそれらをより魅力的にする空間の色の使い方。効果的に色を使って、是非 おいしい空間に。

 

他の色については、いづれまた。

2012年の流行色

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ブラウンオレンジ.jpg

 2011年の流行色は、ブルーやグリーンといった自然を想起させる癒しの色でしたが、さて、2012年の流行色は というと、、、

 

 

歓喜の色、オレンジ。

 

 

オレンジ色を見ていると、なんとなく元気で楽しい気分になってくる という方も多いのでは。オレンジ色は、黄色と赤色の混色でもあります。赤色はエネルギッシュな色だし、黄色には希望なんてキーワードが隠れていたりします。いずれにしても、2012年は、楽しくて活動的な気分になる色を多くの人が求めているというコトのようです。

 

オレンジ色を魅力的にみせる、相性の良い色のひとつはというと、

深い暖色系の茶色。

 

例えば、人参やイクラなどのオレンジ色の食材を使ったお料理を器の色でより

魅力的に演出するとか、クロスや花などテーブルコーディネートにオレンジ色

を使った場合は茶色の器でしっくりと大人っぽい雰囲気をつくるなど。

 

2012年は、

[オレンジ色を印象的に魅せるテーブルコーディネートで楽しい気分を演出]

してみてはいかがでしょう。

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。

本年も三和店舗機器株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。

今年は、明るい話題の多い一年となりますように。

 

さて、突然ですが、 世の中の流行色って会議で決められているってご存知ですか?

 実は、インターカラー(国際流行色委員会)という所で決められているんですねぇ。

しかも、実シーズンの2年前から検討がはじまり、1年半前に発表されます。

で、この流行色を参考に、ファッション業界やインテリア業界は商品のカラーリ

ングを決めていくという訳です。

 

藍食器.jpg

 

2010年秋冬のインテリアandプロダクツのトレンドカラーは、白。

白色のキーワードは「浄化して前進する」。明るい未来への期待を込めた選定のようです。

もちろん、白以外にも付随する色が色々決められています。

 

 

そして、2011年春夏のインテリアandプロダクツのトレンドカラーは、ブルーとグリーン。

いずれも、水や森といった癒しを連想させるものからイメージされる色。今年の春は心を穏やかにする「癒しの色」がトレンドになってくる様子。

 

 

 

食器の世界でも、ブルー は欠かせない色。

 

洋陶でいうと、

ナルミの「ミラノ」シリーズ。1972年からのロングセラー商品。

ニッコーの「ミングトゥリー」シリーズ。ミングトゥリーとは生命の樹という意味で、こちらもロングセラー商品。

海外だと、ロールストランド社の「モナミ Mon Ami」などが思い浮かぶ。

 

和陶でいうと、

コバルト系の絵の具の「呉須」を使い、白地に藍一色で図柄をあらわす、「藍染め付け」などでしょうか。

 

淡いブルーと白のコンビネーションは気持ちを静かに、そして穏やかにしてくれます。

藍は、気持ちを静かに整えるだけでなく、「粋」を感じさせる色。 

 

永きに渡って人の心を惹き付け続けている食器に、ブルーが多いのも、ただ単にお料理が映えるという理由だけではなく、ゆっくりとゆったりと癒されながら食事の時間を過ごしたいという気持ちからなのではないでしょうか。

 

例えば、

食事の後のコーヒーやデザートなどを、藍色の器でサービスする。

それによって、そのお店で過ごした時間がより穏やかな、あるいは "粋な" 

印象として残る。「藍の器」はそんな効果が期待できる器です。

 

写真上から 「ミラノ」「ミングトゥリー」「モナミ」「藍染め付けの小皿」


残念ながら、ロールストランド社の製品は取扱いがございません。その他の商品は弊社ショールムでも取り扱っております。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

 

⇒ちょこっと豆知識

 インターカラー(国際流行色委員会:INTERNATIONAL COMMISSION FOR COLOR

は1963年に発足し、現在は14カ国の国が参加している、世界レベルでトレンドカラー情報を検討する会議です。日本では、(財)日本ファッション協会流行色情報センター(JAFCA)が参加しています。

JAFCAのHPはこちら

 

 包装紙がない。

 

 

 

ラッピング.jpg

グッとくるようなデザインの包装紙はないものか

と、色々探したけれど、なかなか納得のいくものが見つかない。

 

無いなら作ろう! という事で、「オリジナル包装紙デザイン」に着手。

 空間デザインではないグラフィックデザインの分野。わからないことがてんこもり。紙の名称を見てもイメージがわかないので、紙サンプルを業者さんに送ってもらうことに。「よしよし、これで一歩前進」と思ったのも束の間。サンプルを見てみると、

 

「コート紙、晒クラフト紙、ロール紙、云々カンヌン」うーんどれがいいの?

 

「55kg、70kg、110kg、云々カンヌン」うーんこいつもよくわからない。

 

いったい包装紙に適しているのはどのタイプなのか。さわっても、見つめても、謎は深まるばかり。。。印刷会社に問合せをしたら「イメージによって紙質は違ってきますからなんとも言えません」との回答。

そりゃそうだ。

そこで、友人のグラフィックデザイナーさんに相談メール送信。紙についての丁寧な説明と共に、包装紙をデザインする時の注意点も指導いただきました。結果、マットコート紙の70kgに決定。最初から相談しておけば良かった。

 

紙は決まった。次はデザイン。

ショールームで扱っている商品をモチーフに、使う色は1色。「かわいい+大人っぽさ+かっこいい」をコンセプトにデザイン。

 

あとはどこの印刷会社に入稿するか。

10カ所ほどに問合せをし、納期と単価を確認し、入校先を決定。デザインチェックを何度もして、メールで入校。この瞬間がドキドキです。「間違ってないよね、文字はアウトラインかけたよね、スペルとか違ってないよね、、、、などなどなど」自問自答していざメール送信。で、送信した直後、こんな一文を発見。

 

「pdf入校がお得です」  うん。次からこれにしよう。

 

入校から約10日。包装紙が出来上がってきた。

いざ、箱を開けて現物を確認。この瞬間もまたドッキドキ。「イメージ通りの刷り上がりかどうか?」

 

ふふふふふ。なかなか良い出来ではないかとただいま自画自賛中です。

 

 

 

 

ギフト用ラッピング ¥100 にて承っております。


 

 

 

 

 

赤色の心理的効果

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突然ですが、右のピザの写真。どれが一番美味しそうですか?

 

 

 

ピザ色々 .jpg

 アンケートをとると、上から4番目の写真を選ぶ人が一番多いんです。

 

なぜか。

 

ちゃんと理由があります。

赤〜オレンジの暖色系には、食欲を増進させる働きがあるからなんです。特に赤色は交感神経を刺激して体と心をエネルギッシュにします。

 

興奮作用があり食欲を刺激する赤 というわけです。

 

色彩心理学において、色の及ぼす心理的な効果は「遺伝子の記憶」によるものだともいわれています。原始の昔、人間は木の実が赤く色づくと食べる事ができるということを学びました。

そして、

「木の実が赤くなったぞ」→「よーし、山に行っていっぱいとってこよう」→「わーい!大収穫だぁ。やったぁ!!」

ということと

「この実は赤くなった」→「安心しておいしく食べることができるな」

ということをずーっとおぼえているという訳です。

なるほど、赤と食欲、わかる気がしませんか?

中華料理店やイタリアンレストランなどで赤色がよく使われるのは、にぎやかな雰囲気のなかで料理をたっぷり食べて欲しいからではないでしょうか。

 

 じゃあ、飲食店には赤をたくさん使ってればいいのか

 

いえいえ、そうとは限りません。ゆっくりと時間をかけて食事をしてもらいたいお店であれば、「リラックス」「落ちついた感じ」「安心感」「癒し」などのキーワードと重なる色、例えば淡いグリーン系などの中間色や茶系などのアースカラーを空間の色彩計画に取り入れたほうが 効果的でしょうし、小さな子どものいるファミリー層をターゲットにしているお店であれば、パステルトーンの淡い色彩(例えばベビーピンクなど)「安心」「やさしさ」「幸福感」などのキーワードに重なる色をメインに色彩計画を進めたほうがいい。その中で、ポイントとして赤を使っていく。テーブルウェアやディスプレイの一部だったり、メニューブックの表紙の色、スタッフのユニフォームの一部などなど。

空間の中での色の面積比によって、心理的効果も変わってきます。



使い方次第でイメージアップにもイメージダウンにもなる「色」。あなどれません。

「どんなお店をつくりますか?」   と聞かれたときに

「う〜ん。どうしようかと思ってて。。。」   と、答えてしまう方へ。

 

 

 

komazawa-3.jpg

  ショッププランニングの基本4か条、まずはコレを決めてみてください。でも、基本の基本なので、この先にも山あり谷ありの道程が待ってますが。。。漠然と書いていくのもなんなので、数年前に私が少々お手伝いをさせていただいた、"オーボナクイユ”(右写真)というフレンチレストランを参考にしながら書いていきます。

 

 

「ヒト」「モノ」「コト」「ハコ」 ⇒ コレが基本4か条

 

 

「ヒト」→そのお店で働く人、そのお店に来る人。

どんな人がどんな人に商品を提供するのか、ということです。年齢は?性別は?職業は?生活スタイルは?などなどを絞り込んでいきます。これは、来店者だけでなくお店で働くスタッフについても同様です。例えば、20代の若者をターゲットにしたカジュアルなカフェで、ホテルのコンシェルジュのような風格とスタイルのスタッフがサービスをしていると、ターゲット層はお店に入りにくいですよね。でも、そんな演出を狙ったお店もありかも!(笑)。

オーボナクイユの場合は、「フランスで修行を積んだオーナーシェフが、40代から60代のご夫婦やファミリーに。スタッフは伝統的なヨーロピアンスタイルのユニフォームでサービスをする。」となります。

 

「モノ」→販売する商品。

どんな内容の商品をどのくらいの価格で販売するのか、ということです。飲食店の場合はお料理ですね。お店の席数や回転率、利益率などなどを考慮して客単価を算出していきます。客単価が低い時は、回転率を上げるしかけが必要ですし、客単価が高い時は、お客様の満足度を高めるしかけが必要です。

オーボナクイユの場合は、「伝統的なフランス料理を、ランチで¥3,000前後、ディナーで¥5,000前後の客単価で。」となります。

 

「コト」→販売戦略。

商品をどんなふうに販売するのか、ということです。飲食店の場合だと、業態(カフェ、レストラン、バー、ファストフード、テイクアウト、セルフサービス、フルサービスなどお店のスタイル)は?、席数は?メニュー内容は?営業時間は? などです。それから、店名やロゴデザイン。

オーボナクイユの場合は、「20席程度のフルサービスのレストラン。メニューはコース料理2つとアラカルト。21時30分がラストオーダー。」「店名は"おもてなし"という意味のフランス語。ロゴデザインはクラシカルで上品な雰囲気に」となります。

 

「ハコ」→商品を販売する場所と空間。

出店する場所はどこで、どんなデザインの空間にするのか、厨房設備などはどんなプランにするのか、ということです。ビジネスマンをターゲットにしているのに"絵に描いたような住宅街"に出店するのはナンセンスですよね。

 オーボナクイユの場合は、「商業の中心地に近い住宅街に出店希望。お店のデザインは、フランスの住宅のような色使いとインテリアの空間。キッチンはオープン部分を設けてシェフとお客様の距離感を近くしたい。」となります。

 

 

以上の事柄が固まったら、いよいよマスタープラン(基本計画)づくりです。ここから先は、プロに依頼するも良し。全て自分でやってしまうのも良し。

オープンに向かって突き進んでいきましょう。

 

プロに依頼するにはどうしたらいいか→またブログ紹介します。

 

ちなみに、弊社の得意分野は「ハコ」。特に厨房設備の設計施工の部分です。もちろん、食器や店舗用備品のご用命も承っております。

 相談は随時対応いたしますので、お気軽にどうぞ。

 

 


飲食店の設計設備施工についての相談はこちらこちらから

 

⇒ちょこっと!宣伝

Au Bon Accueil (オーボナクイユ)

東京都世田谷区の閑静な住宅街のなかにある、とってもかわいらしいお店です。パリで修行を積んだシェフの腕前は言う事無し。優しい味わいの「一口ごとに幸せになる」ようなお料理です。

http://www.aubonaccueil.jp/

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三和店舗機器株式会社

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